告別式とはご遺体と最期のお別れをする場で、葬儀とは、悲しむだけではなく集まった親族との交流の場でもあります。

葬式という行事で悲しみを乗り越える
葬式という行事で悲しみを乗り越える

葬儀における告別式の役割について

告別式とは何をするんだろうと思っていました。私には親族を亡くした経験がほとんどなかったので、お通夜と告別式の違いがわかりませんでした。数年前に親族を亡くし、告別式の実際を目の当たりにしましたが、お通夜となんら変わらないんだなというのが率直な感想でした。お坊さんがお経を読みご焼香をして、お通夜であれだけ涙を流したのに、告別式でも私達親族は涙していました。告別式は、お通夜に比べて参列者が少ないと感じましたが、お通夜には居なかった方も参列されていました。

私が感じた中でお通夜と告別式の一番の違いは棺の中のご遺体に最期のお別れをいう場面です。
顔を見られるのもこれが最後と思うとまた悲しくなってきました。親族の中でも関係の深かった方々が口々にお別れの言葉を言いました。

そして私達親族はお顔の周りにお花を散りばめました。最後にこれだけきれいに着飾ってもこれから焼かれて骨になってしまうのだなと考えるととても切なかったですが、生身の体がある最後の姿が、お花に囲まれていてとても美しいものでした。

葬儀とはいったい何のために行うのかということをお通夜・告別式両日でお坊さんが教えてくれました。この世にいる最後のときを、皆さんとお別れをする会なのだと教えてくれました。同時に、その後の法要は、滅多に会えない親族が集まり亡きご遺体との思い出話をしたり、久しぶりに会う親族達の健康やまた会いましょうという会なのだということも教えてくれました。悲しむだけがお別れなのではなく、他の親族達との交流も立派な法要になるということがわかり心が救われたような気になりました。

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